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アサシン 必要ソウル マンティス ステータス変更 STR+4 HP+10 MP+10 習得魔法 シャドウファング アクティブスキル ブラッドトゥフォース 自らのHPの半分を消費しその値分だけ相手にダメージを与える。 パッシブスキル トリプルヒット 双剣装備時、15%の確率で3倍ダメージ。 ダブルヒット+10% ダブルヒット発生率 25% →35%
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坂本龍馬
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霊夢 魔理沙
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性別:女 年齢: -設定- 霊感が強く、霊の存在を感じると鼓動が激しくなる。
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フール(初期名) 年齢:16歳くらい 性別:♂ 所属:CO科3年 性格 プレイヤーキャラ。 あまり物事に関心やこだわりを持たない内気な少年。 説明 アルトガルテンへ転入してきた謎の転校生。 どこから来たのか、またどういった経緯で来たのかは明かされていない。 核心 大アルカナ0番【愚者】正位置 自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才。 →登場人物一覧
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主人公、その他 No.1~50 No.51~100 No.101~150 No.151~200 おすすめモンスター モンスターに関してはAZOOZA公式ホームページの逢魔の書を見ていただければと思います。
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主人公の適職は? Labyrinth Starでは最初に選ぶキャラクターが主人公となり 通常の職業能力にプラス主人公能力補正が追加される。 各主人公補正で得られる能力値は以下の通り。 能力 Lv50(最大)時の補正値 補正を受けるLV HP +50 Lv1毎に1 MP・TP +25 Lv2毎に1 攻・魔・慈 +16 Lv3毎に1 速 +10 Lv5毎に1 これらを踏まえて、どの職業が主人公に向いているか考察する。 上から順にオススメする順番で記載する。 職業 踊り子 魔戦士 シャーマン 海賊 魔道士 盗賊 パラディン 賢者 武闘家 戦士 忍者 神官 踊り子 踊り子の足りない能力を主人公補正が全て補ってくれる。 慈愛が上がることも地味にメリットで土魔法3で使える『オールグリーン』の回復量上昇に役立つ。 物理火力がまだ足りないが状態異常メインで考えれば十分な性能。 HPの補正と特性のお蔭で物理受けも安定し、魔力もあるので『ヒートボディ』の効果も大きい。 有り余すことなく主人公補正を活かすことができる職業。 魔戦士 物理・魔法の攻撃面に特化させるならこの職。 攻撃と魔力を両方強化し、追加魔法付きの武器を振ることで低燃費ながらかなりの火力を誇る。 HPの多さと鎧を装備できることもあり、物理受けも十分に可能。 強化しなくてもMPが十分な値を誇るため、補助魔法程度ならどの属性でも使える。 ただし、強化されても慈愛の値は期待できない。この部分が若干勿体ない気がする。 シャーマン 足りないHPを補強しつつ、魔法職では飛び抜けた速力と魔力を強化できる。 特にHPを補ってくれる部分が役立ち、魔珠をHPに割かなくて良くなるのが利点。 雑魚戦でも高い速力のお蔭で新しいエリアの相手でも先攻を取るのが容易になる。 物理火力も『ミスティックアロー』や鞭特技と地味なところで光る。 魔戦士と同じく、慈愛の部分が勿体ない。 海賊 バランス型の地味さを解消し、補正値が一気に勇者職に仕立て上げてくれる。 足りなかった魔力が地味に強化され、良い腕輪を装備していれば水が弱点の相手なら魔法でも十分にダメージが出せる。 慈愛の値が伸びるので回復量の向上が良い。MP強化も後半にはかなり嬉しい要素。 物理火力もそこそこ見込めるので相手とパーティ次第で立ち回りを変えたい。 回復役と攻撃役を兼ねることができるが、下手に扱うと器用貧乏そのもの。 魔道士 全職中最大の魔力を誇ることができる。 足りないHPと速力が強化されるお蔭で雑魚戦でも優位に立ち回れる。 終盤では最大まで強化した魔力から放たれる魔法の威力は圧巻。 ほとんどの敵に4桁ダメージを狙える&弱点を突けば魔法Lv2でも終盤の雑魚を一撃で倒せる。 攻撃と慈愛は強化されても期待できない。強化されたとはいえ、HPと速力も地味に足りない場合がある。 盗賊 全職中最大の速力を誇ることができる。 速力を強化しなくても他職が速力を強化したぐらいの速力を有するため、先攻はかなり容易。 複数ターンを回すことも簡単なため、状態異常の試行回数や周りへのサポートが見込める。 能力を魔珠で特化することでそれなりの活躍が期待できる。 が、やはり他の職業に比べると火力では劣ってしまう上、速すぎるせいで壁役にもあまり向いていない。 パラディン かなり地味だが攻撃と魔力の上昇が大きい。 速力が補強され、海賊並の速さになるのでそこそこ動けるようになる。 慈愛を強化せずとも光魔法なら回復量が大きいため、期待できる回復量となっている。 HPやMPを強化せずとも使える値になるので魔珠を他に回せるのが強み。 基本壁役がこの職業の役割なので主人公にするには少し勿体ない気がする。 賢者 他の魔法系に比べると若干地雷。 足りないHPや速力を補ってくれると言ってもそれでもまだ足りない。 MPを全職中最大にすることができるので違う属性魔法をガンガン使っていける。 他に海賊などの回復役を連れていることで回復役が2枚となりボス戦は安定する。 強化しても通常の魔道士に魔力と速力が届かないあたり、火力を求めて主人公にする職ではない。 武闘家 攻撃と速力が強化され、行動を多く回しつつ火力を稼ぐことができる。 HPの補強で壁役としても十分に活躍できるようになるのが利点。 MP・魔力・慈愛と死にステが多いため、主人公補正を活かしきれない。 戦士 全職中最大のHPを誇り、特性もあって圧倒的な物理受け能力を誇る。 物理攻撃も最大値を誇るため、斧を装備させて活躍させるのが良い。 武闘家と同じくMP・魔力・慈愛と死にステが多いため、主人公補正を活かしきれない。 忍者 一人旅には向いている補強となるが、複数人で旅をする場合は忍者に主人公補正は勿体ない。 忍者の役割は状態異常による足止めのため、火力強化なら他職の方が良い。 主人公補正による能力補強は踊り子や魔戦士と同じく理想的な能力値の補強となる。 神官 全職中最大の慈愛を誇る。回復能力はピカイチとなるが他は期待できない。 倒れない&速い回復役なら海賊で良いし、回復と攻撃を兼ねたいなら賢者で良い。 わざわざ主人公補正を掛けてまで扱う職業ではない。
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主人公(薬師) 女性主人公(薬師) 男性主人公(薬師) 宝物:鯨波 宝物:煙濤 スキル 通常 窈溟 Lv.1 敵3名に攻撃力の70%のダメージを与える。50%の確率で2ターンの間、対象のダメージを13%下げる 初期 Lv.2 敵3名に攻撃力の75%のダメージを与える。50%の確率で2ターンの間、対象のダメージを14%下げる 強化条件:突破+6 Lv.3 敵3名に攻撃力の80%のダメージを与える。50%の確率で2ターンの間、対象のダメージを15%下げる 強化条件:突破+12 嗜み突破 琴2段 ダメージ+10% 嗜み突破 書3段 ダメージ+10% 通常 叢雨 Lv.1 敵単体に攻撃力の96%のダメージを与える。36%*(1+効果命中率)の確率で対象を沈黙させる 初期 Lv.2 敵単体に攻撃力の102%のダメージを与える。39%*(1+効果命中率)の確率で対象を沈黙させる 強化条件:突破+6 Lv.3 敵単体に攻撃力の108%のダメージを与える。42%*(1+効果命中率)の確率で対象を沈黙させる 強化条件:突破+12 嗜み突破 琴2段 ダメージ+20% 嗜み突破 書3段 基礎命中率+6% 奥義 夢幻泡影 Lv.1 敵3名に攻撃力の102%のダメージを与え、28%*(1+効果命中率)の確率で気絶させる(既に弱体効果にかかった敵は更に確率+10%) 初期 Lv.2 敵3名に攻撃力の108%のダメージを与え、30%*(1+効果命中率)の確率で気絶させる(既に弱体効果にかかった敵は更に確率+10%) 強化条件:突破+8 Lv.3 敵3名に攻撃力の114%のダメージを与え、32%*(1+効果命中率)の確率で気絶させる(既に弱体効果にかかった敵は更に確率+10%) 強化条件:突破+12 特技 多恨 Lv.1 通常スキルと奥義の基礎硬化命中率+8% 解放条件:突破+4 Lv.2 通常スキルと奥義の基礎硬化命中率+9% 強化条件:突破+10 Lv.3 通常スキルと奥義の基礎硬化命中率+10% 強化条件:突破+12 従者の絆 百選練磨 李広、魚玄機、陳阿嬌 基礎攻撃力+15%、基礎防御力+15% 文武両道 孫策、けい康、張良 基礎防御力+25%、基礎生命値+15% 勢い盛ん 王昭君、扁鵲 、虞姫 基礎攻撃力+25%、基礎生命値+25% セリフ 女性 男性 「あなたにこの悲しみがわかるのかしら」 「その身を私に委ねてみないか」 「別れは避けられないわ」 「良薬は口に苦し。覚悟はできているか」 奥義 「大丈夫、痛みは一瞬よ」 「薬の時間だ」 敗北(撃退) 「」 「」
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両タイプ共通 初期Lはノーマルモードで1、イージーモードで3。 経験値860322でL50になる。 必殺率0%。 物理属性倍率 魔法属性倍率斬 打 貫 熱 冷 風 雷 土 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 被状態異常発生率 猛毒 衰弱 麻痺 凍結 混乱 鈍重 炎上 封印 40% 50% 40% 30% 30% 50% 40% 30% ふぁいたー L50能力値HP МP 攻撃 防御 精神 敏捷 743 418 188 150 300 189 装備可能武具剣 爪 鎌 槌 杖 拳 弓 槍 盾 鎧 服 兜 ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 特殊技能 L MP 対象 説明 基本効果量 打撃関係度 精神関係度 ばらつき 命中率 捕獲縄投げ 1 0 敵単体 HP5%以下の変異種モンスターを確率で捕獲する - - - - - 捕獲縄DX投げ 1 0 敵単体 HP5%以下の変異種モンスターを確実に捕獲する - - - - - 観察眼 1 0 敵単体 敵変異種の最大HPと残りHPを知る - - - - - セルフヒール 5 8 自身 HP回復 30 5 0 ±25% 100% 手加減攻撃5 6 5 敵単体 確実に5のダメージを与える 5 0 0 - 100% ディソーダー 10 30 敵全体 物理攻撃 30 9 0 ±20% 90% 手加減攻撃15 13 10 敵単体 確実に15のダメージを与える 15 0 0 - 100% ファーストエイド 15 40 味方単体 戦闘不能以外の状態異常治療 - - - - 100% スマッシュ 20 50 敵単体 物理攻撃 80 9 0 ±20% 90% 手加減攻撃40 26 30 敵単体 確実に40のダメージを与える 40 0 0 - 100% まじしゃん L50能力値HP МP 攻撃 防御 精神 敏捷 600 851 103 132 419 351 装備可能武具剣 爪 鎌 槌 杖 拳 弓 槍 盾 鎧 服 兜 ○ - - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 特殊技能 L MP 対象 説明 基本効果量 打撃関係度 精神関係度 ばらつき 命中率 捕獲縄投げ 1 0 敵単体 HP5%以下の変異種モンスターを確率で捕獲する - - - - - 捕獲縄DX投げ 1 0 敵単体 HP5%以下の変異種モンスターを確実に捕獲する - - - - - 観察眼 1 0 敵単体 変異種モンスターの最大HPと残りHPを知る - - - - - ボム 1 10 敵単体 魔法攻撃 5 0 8 ±50% 95% アブソーブ 3 0 敵単体 MP吸収 10 0 9 ±10% 100% HPリジェネーター 5 30 味方全体 HP10自動回復付与 - - - - - 手加減攻撃5 6 5 敵単体 確実に5のダメージを与える 5 0 0 - 100% 手加減攻撃15 13 10 敵単体 確実に15のダメージを与える 15 0 0 - 100% MPリジェネーター 15 35 味方全体 MP8自動回復付与 - - - - - グローリア 17 40 味方単体 攻撃/精神上昇 10 1 1 ±15% 100% HPハイリジェネーター 20 50 味方全体 HP20自動回復付与 - - - - - アドジャストメント 23 50 敵単体 魔法攻撃+猛毒/炎上 85 0 10 ±30% 100% MPハイリジェネーター 25 60 味方全体 MP15自動回復付与 - - - - - 手加減攻撃40 26 30 敵単体 確実に40のダメージを与える 40 0 0 - 100% リバース 30 100 味方単体 蘇生 30 0 1 ±20% 100% ディストリビュート 35 300 味方単体 MP回復 300 0 0 - 100%
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主人公っぽい俺 7へ戻る 主人公っぽい俺 9へ続く 主人公っぽい俺 一覧へ戻る 591 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 04 38.13 ID r8N/ml250 ~前回のあらすじ~ EMT ~あらすじ終わり~ 592 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 05 27.02 ID r8N/ml250 ネウロイ急襲事件が発生してから幾日かたったある日の格納庫。 ルッキーニ「ふじゅぁぁぁん、整備俺ー」 整備俺「よしよし、俺がなんとかしてあげますよって」 俺の背中にしがみつき泣きじゃくる小さなエース様。 その機嫌を直す為に要した時間は決して短くない。 目の前には半壊したオレンジ色のユニットが、さらに細かくバラされていた。 今はその中から再利用できる部品を選り抜いていたんだが……。 こりゃ残業だな、ちょうどいいしシャーリーさんにも手伝って貰おうか。 整備俺「解きたい誤解もあることだしね……」 エイラ「おーい、飯だぞルッキーニー。って、何やってんダ?泣いてんのか?」 593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 06 04.23 ID 8I/Fkgiz0 シンプルなあらすじだことww 594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 07 56.93 ID Au/Ok0Ub0 非常に分かりやすいあらすじだとは思うがどこもおかしくはないな 595 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 08 25.27 ID r8N/ml250 ユーティライネン中尉がやってきた。 整備俺「あ、中尉。いやね、最近シャーリーさんがかまってくれないらしいんですよねー」 エイラ「なんだ、整備俺が泣かせたわけじゃないのかー」 整備俺「これは心外。俺は紳士ですから婦女子に手を出し泣かせるなんてあり得ませんよハッハッハ」 エイラ「でも手を出さな過ぎて彼女に捨てられたんダロ?紳士じゃなくてただのヘタレじゃないカー」 整備俺「何でそれご存知なの中尉殿!?」 エイラ「他の整備のヤツに聞いたんだ。手を出さなくてフラれるなんてヘタレすぎるんダナー」 整備俺「なっ!リトヴャク中尉に何もできない中尉に言われたか無いぞ!」 エイラ「ナナナ、ナニイッテンダオマエ!ササっ、サーニャはカンケーないダロ!!」 598 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 18 33.46 ID r8N/ml250 ルッキーニ「びえええええん!!」 整備俺「あ、すんませんね少尉。すっかり忘れてました」 エイラ「マッタク、私とサササーニャはそんなんじゃ……」 エイラ「ゴホン。そーいや最近お前たち一緒にいること少ないナ」 ルッキーニ「ふじゅ。シャーリーいっつも俺のとこいっちゃうの」 整備俺「らしいんすよ。まあ今まで少尉に割いてた時間の何割かを俺のヤツの世話やらに当ててんでしょうね」 ふーん、と相づちをうちながら中尉は作業している俺の手元を覗き込む。 エイラ「うあ、シリンダーが曲がってら」 整備俺「あんな高さから着水して無事な方が怖いじゃない。まあ幸い頭からイったんでまだましな方だねこりゃ」 エイラ「ああ、そーいやそうだったな」 600 名前:とりあえずキリが良いとこまでは書けた まだシャーリーが出てこねえ[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 24 13.20 ID r8N/ml250 ルッキーニ「ねえねえ、俺ってもう治ったんでしょ?どしてシャーリーまだ俺のお世話するの?」 落ち着きを取り戻した少尉が疑問を投げかけてきた。 ふむ、確かにその疑問はもっともだ。 整備俺「同僚が怪我したから世話をするのは分かるけどなあ」 エイラ「そういえばコイツってBf108を改造してんだよな」 中尉が変形した外装を指で弾いている。 鮮やかなオレンジ色の塗装が剥がれおちて剥き出しの合金が鈍く光っている。 整備俺「そうそう、どっかの基地で使われなくなった機体を譲り受けたんじゃないかな」 Bf108は現在カールスラントの主流機体であるBf109の前の機体だ。 俺のやつが正式に入隊すると決まってから戦闘に参加する可能性も考えてエンジンは積みかえた。 601 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 31 59.05 ID r8N/ml250 エイラ「それにしてもシャーリーはどうしたんだろうナー?」 整備俺「さあー?」 ルッキーニ「ふじゃー?」 三人で首をかしげてしばらく唸っていると、少尉を呼びに行ったはずの中尉が遅いのを心配したらしい。 リトヴャク中尉がやってきた。 サーニャ「みんな待ってるわ。エイラ、ルッキーニちゃん」 ルッキーニ「ふにゃ!ごはんごっはーん」 少尉が格納庫を飛び出していった。 整備俺「おいおい、シャーリーさんのことはもういいのかよ……」 603 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 39 44.78 ID r8N/ml250 エイラ「いいんじゃないか?本人が気にしないなら」 サーニャ「シャーリーさんがどうかしたの?」 リトヴャク中尉に今までの話を説明する。 エイラ「な?不思議ダロ?」 サーニャ「それ、もしかしたら……」 整備俺「何か知ってるんですか?中尉」 サーニャ「もしかしたら、シャーリーさんは俺さんに罪悪感を抱いてるんじゃないでしょうか…」 サーニャ「ううん、罪悪感じゃなくて。不甲斐なさとか……」 罪悪感。不甲斐なさ。なるほど、目の前で僚機が落ちた訳だしな。 604 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 46 58.52 ID r8N/ml250 エイラ「確かに、新人に守ってもらって自分は何も出来なかったー。とか感じるのも無理はないかもな」 整備俺「その罪滅ぼし、というわけでもないけど少しでも俺のやつに何かしたい。っていうことですかねえ」 サーニャ「本当の事はわからないです。けど、最近のシャーリーさんを見てるとあんまり元気がないように思いますし」 整備俺「なるほど、いやいや参考になりました。ども、ありがとうございます」 エイラ「さっすがサーニャだなあ。私達じゃわからなかったよ」 整備俺「ですねえ。ははは」 サーニャ「なんかこの二人、似た者同士……?」 エイラ「ん?何か言った?サーニャ」 サーニャ「ううん、なんでもないわ」 605 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 21 50 49.15 ID r8N/ml250 整備俺「あ、そういえば食事の時間なんでしたよね。お引き留めしてすいませんでした」 エイラ「あ、そうだった。それじゃ行こうかサーニャ」 整備俺「あ、一つお願いしてもいいですか?」 サーニャ「なんですか?」 整備俺「シャーリーさんにあとで格納庫に来ていただきたいんですが」 エイラ「わかった、シャーリーに言っておくよ。それじゃなー」 二人の中尉は格納庫を後にした。 整備俺「ふむ。罪悪感、か……」 608 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 01 12.95 ID r8N/ml250 俺だって感じてるさ。アイツが落ちた経緯は聞いているからな。 オーバーブーストを使用して、気絶。一番恐れていたことだ。 本当は、物理的に使用できなくする措置を取っておくべきだったのかもしれない。 そうすれば、アイツが落ちることもなかったかもしれない。 それをしなかったのは、俺の勝手な願望を抱いたからだった。 アイツの新しい力になるかもしれない、そう思った。 そして、今。俺はもっと身勝手なことを思っている。 未完成の機能であの性能なら、完成したらどうなるのか。 技術屋の本能が、限界を見たいと暴れている。 整備俺「ははは、最悪だな。俺ってやつは」 610 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 06 37.43 ID r8N/ml250 もちろん、実際にオーバーブーストを再び使わせるつもりはない。 だが、もしアイツが使いたいと言ったら? 俺は迷わずこの機能の改修に取り掛かるだろう。 頭の中で、それを望む俺と拒む俺が格闘戦を繰り広げていた。 ~次回予告~ 嘆き叫ぶシャーリーを、黙って見ているしかないのか。 整備俺とシャーリー、二人の間を夜の風が吹き抜ける。 二人の思いは、すれ違ってしまうのか。 次回、ストライクウィッチーズ「シャーリーマジぱふぱふ」 ロマーニャで飲む坂本の肝油は、不味い。 611 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 09 09.76 ID r8N/ml250 今日はここまでです 読んでいただきありがとうございました 次は土曜日あたりになると思います こんどこそシャーリーさん出ますよ 612 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 11 09.41 ID Au/Ok0Ub0 乙 613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/10(木) 22 11 45.77 ID m5ZwiUyP0 乙乙 614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/10(木) 22 12 00.69 ID ayeI7aFP0 乙! 次回は…ウッ……フゥ 291 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 04 22.08 ID zeQ698sI0 お疲れっしたー それじゃ投下させていただきますよー 俺「ストライクウィッチーズとお風呂入りたい!」 610から 295 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 06 49.14 ID zeQ698sI0 エース達が出ていってから、一時間は経っただろうか。 俺はまだ格納庫でユニットの整備をしていた。 整備俺「こいつは交換したほうが早いな…。ここはまだイケるか…」 1人無数の金属群とにらめっこしていると、後ろから靴音が。 振り向くと、シャーリーさんがこちらへ歩いてきているところだった。 気のせいか、若干不機嫌そうな顔をしている。 整備俺「やあどうもどうも、こんな時間に悪かったね」 シャーリー「べつに、暇だったし……」 普段の彼女からは考えられないほどの、まるで投げ捨てるような言い方だった。 整備俺「あー、っと。来てもらったのは少し話したいことがあってね」 シャーリーさんの顔が強張る。若干青ざめているようにも感じた。 整備俺「えっと。ごめん、もしかして体調が悪かったのかな」 296 名前:さるよけって10分くらいの間隔でよかったっけ[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 11 50.32 ID zeQ698sI0 シャーリー「い、いや。そんなことはないさ……」 そうは言うものの、体が震えているようだった。 流石に異常だと思い、とりあえず椅子に座ってもらう。 整備俺「うーんと、なんか温かい飲み物でも…。そうだ、ホットミルクを…」 バタバタと慌てる俺にシャーリーさんが呟く。 シャーリー「……ごめん」 整備俺「いやいや、俺が来てくれって言っちゃったんだしさ」 シャーリー「そうじゃない!」 突然立ち上がり叫ぶシャーリーさんに、俺は呆気にとられた。 シャーリー「そうじゃない…、そうじゃないんだ。私は、俺を……。アイツを守れなかった……」 整備俺「おいおい、それは……」 あんな状況じゃ誰でも、と言おうとしたが、それは悲痛とさえ感じさせる叫びで妨げられた。 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 13 51.20 ID N1YFCirY0 俺は6分おきに投下してるけどひっかかったことないな 支援 298 名前:サンクス 6分でいってみる[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 15 02.59 ID zeQ698sI0 シャーリー「それだけじゃない!アイツは、基地を守るためにオーバーブーストを使って!」 シャーリー「私はそれを止められなかった!そのせいで、私のせいでアイツは気絶して!」 シャーリー「お前はアレが危険だと知ってて止めたのに、私は無責任にそれを使ってみなきゃ分からないなんて言って!」 恐らくあの日以来、ずっと心に溜めていたものがここに来て一気に溢れだしているのだろう。 彼女の頬には涙が伝っていた。その様子を、俺は冷ややかとは違う冷静さをもって見つめていた。 今、彼女に一番必要なものはきっと、思う存分吐き出すという事だ。 曖昧に慰めるのはかえって不味いだろうと、判断していた。 時折窓ガラスを夜風がガタガタと鳴らす。声は次第に小さくなり、すすり泣く音に変わった。 俺は再び椅子に座るよう促し、オイルや鉄の臭いが染み付いた自分の作業着を脱いだ。 そんなものを女性の肩にかけていいものかと一瞬迷う。 しかし、シャーリーさんが赤くした目でこちらを見ているので、今更それを自分で着直すのも情けなかった。 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 15 16.48 ID ydbAAITQ0 5分じゃ早いっぽいから6分くらいだとおもうしえん 300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 16 46.00 ID d9PoSt3J0 一時間11回でさるだから5分だとギリギリかかるんだよね 支援 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 18 46.86 ID SR5UCbmlO なるほどなるほど、五分間隔だと引っ掛かるのか。さるさんめ、俺を焦らしプレイしやがるからなぁ。 とりあえず支援だ!! 302 名前:なるほどサンクス さるさんめこしゃくな[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 21 51.93 ID zeQ698sI0 整備俺「嫌じゃなかったらこれでも羽織っておいて」 彼女は何も言わず、それに従った。 おそらくもう胸に溜めこんでいたものは全て出しきったのだろう。今は大人しくなり、羽織った作業着のファスナーを弄っていた。 整備俺「なあ、シャーリーさん。もしよかったらさ、今から競争でもしないか?」 俺の突然の申し出に彼女は眉を歪ませる。きっと何を言ってるんだこいつは、とか思ってるんだろうな。構わず俺は続ける。 整備俺「ここの出口から滑走路の先端まで。どうかな」 シャーリー「どうかな、ってお前。意味がわからない」 まあそれはそうだろう。しかし俺にも一応理由と考えがあった。 整備俺「たまには走るのも悪くないよ?そうだな、勝ったら相手になんでも一つ言うことを聞かせられるなんてどうだい」 303 名前:主人公っぽい俺だけど今回は整備俺のお話です[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 29 06.14 ID zeQ698sI0 シャーリー「お、おい。待てってば、急に競争だなんて」 少々強引に話を進めすぎたかな、と思ったが、ここは相手に考える暇を与えさせないことが大切だ。 整備俺「よーし、それじゃあ行くぞー。はいドーン!」 俺は全速力で滑走路のほうへ走った。出口から、などと言ったがこの際気にしない。 シャーリー「あ、おい!ずるいぞ!」 訳のわからないままだろうが、シャーリーさんも追いかけてきた。俺のほうが先行していたが、現役パイロットと整備士では体力の差は大きかった。予想はしていたが、勝負はぶっちぎりでシャーリーさんの勝ちだった。 シャーリー「一体、何なんだよお前は。はあっ、はあっ」 そう言いながらも彼女は、久しぶりに全力疾走して呼吸が整わない俺の背中をさすってくれた。 整備俺「げっほ、うぇ、はぁ。あれー、走るのってこんなに辛かったっけ……」 304 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 36 15.52 ID zeQ698sI0 シャーリー「無理するなよ。私は訓練でよく走ってるから平気だけど」 ようやく呼吸が楽になってきた。目の前には真黒な海が広がっている。暗闇のせいか、波の音がいつもより鮮明に聞こえる。顔に噴き出した汗を拭いながら滑走路の端に海に脚を投げ出すように座った。 整備俺「いやー、やっぱり速いねえ。手も足も出なかったよ」 彼女も俺の隣に同じように座った。 シャーリー「私は固有魔法を使わなくても速いんだぞ。残念でしたー」 目を細めて微笑む彼女の顔には、いつもの面影が帰り始めていた。 俺が突然彼女を競争に誘ったのには、二つの理由がある。 一つは、体を動かして少しでもすっきりしてもらいたかった。彼女の悩みは解決したわけではないけど、今は頭の中を空にしてほしかった。少なくともあのまま考え込んでも良いようにはならないと思った。 305 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 42 43.70 ID zeQ698sI0 整備俺「……流石にここなら大丈夫だよな」 シャーリー「何が?」 整備俺「そっと格納庫のほう見てみなよ」 シャーリー「何が……あいつら、覗き見してたのか!」 もう一つの理由は、ここから先の話を彼女以外には聞かれたくなかったからだ。格納庫の扉からは、頭が二つ飛び出ていた。 エイラ「あー、もう。何してるのか全然わからないぞ」} エーリカ「むむ、まさか整備俺は私達に気がついていたとでも?」} エイラ「あいつ鈍そうなくせになかなかやるナ」} 彼女らに気がついたのは、シャーリーさんに作業服をかける時だった。 何気なく辺りを見回すと、慌てて引っ込む頭が見えた。 307 名前:あ、回復笛が壊れた[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 49 26.56 ID zeQ698sI0 シャーリー「うっわ、あたしの話全部聞かれてたのかよ……。まいったな……」 失敗した、というような顔をしながら頭に手をやっている。あれだけ大声で叫べば内容は全部聞こえてしまっているだろう。 整備俺「まあまあ、ここならまず聞かれないから」 シャーリー「ああ、なるほどなー。だから急に走ろうなんて言ったのか」 そう言って彼女は納得していた。目こそまだ赤いけど、涙は治まっていた。 整備俺「それじゃ、ちょっと俺の話を聞いてくれるかな。心配しなくても、怒ったりしないよ」 シャーリーさんは一瞬ピクっと身構えたが、さっきのように取り乱しはしなかった。 整備俺「まずは、そうだな。お礼を言わなくちゃな」 何の?と首を傾げる彼女。 整備俺「あの時は、アイツと二人だけでシールドを貼り続けてくれたよな。おかげで俺達は生きてる」 整備俺「君がいたからアイツも落ち着いて対処ができたんだろう。君は、アイツも助けてくれたんだよ」 彼女は俺の顔をじっと見ている。その青い瞳が再び潤みだす。 309 名前:片手剣でもがんばればアゴ壊せた 支援ありがとうございます[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 21 55 55.46 ID zeQ698sI0 整備俺「ありがとう。これは基地の全員が思っていることだ。もちろんアイツを含めてな」 海は静まり返っていた。ずっと顔を見られているのが少し恥ずかしくなり、空を見上げた。 今夜は星がよく見える。雲がない分、夜間哨戒は楽だろう。 そんなことを考えていると、左腕に柔らかい感触が。 俺の腕を抱き締めるような形で、彼女は静かに涙を流していた。 さっきのような悲壮な顔じゃなく、安らかな顔をしているように見える。 その表情に少し安心した。 整備俺「そのまま聞いてほしいんだけどさ、もう一つ言いたいことがあったんだ」 いや、言いたいことというより弁解したいことのほうが合ってるか。 シャーリー「ぐす、なに?」 顔を腕からこちらに向けられると、その近さに心臓が跳ねた。 泣いたからか、頬をほんのり赤く染めて潤む大きな瞳で俺の目をじっと見ている。 鼻をくすぐる彼女の香りに抱きしめたくなる衝動を覚えるが、理性でそれをねじ伏せる。 整備俺「えっと、そう。君が俺の腹にレンチをぶち込んだ時の話」 シャーリーさんは小さく、うげっと呟いた。 310 名前:もっさんわっしょい回の水から上がるときの宮藤かわいい [sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 00 24.23 ID zeQ698sI0 整備俺「いやあ、あれは痛かった……。あ、なんかだんだん痛み思い出してきた……」 シャーリー「だ、だってアレはお前が!」 俺の腕を離し、抗議しようとするが、それを遮る。 整備俺「あのね、ジョアンナってのは俺の昔の恋人のことなんだよ」 シャーリー「へ?」 整備俺「俺がまだ軍に入ったばかりだったから、もう5年は経つかな。その頃別れたんだ」 プライドのせいか、フラれたとは言えなかった。フラれた理由なんてもっと言えなかった。 シャーリー「あ、もしかしてお前がヘタレすぎてフラれた相手のことか?」 そう、俺がいつまでたっても彼女に手を出せなくて…。 整備俺「……なんで知ってるの」 シャーリー「他の整備のやつに聞いた。名前までは聞かなかったからさ」 整備俺「ここの整備士達口軽すぎだろ……」 いや、酒の席で愚痴をこぼした俺が悪かったのか。 シャーリー「えっと、ゴメンな。悪かったよ、訳も聞かないで殴ったりして」 整備俺「うん。この事を話したかったんだ。えっと、だから」 311 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 07 13.19 ID zeQ698sI0 俺は、彼女に正面を向くようにあぐらを組む。 整備俺「俺は、女性に不誠実なことはしない!」 すこしかっこつけだったかな、などと言ってから恥ずかしくなってきた。 彼女はハハっと笑った。 シャーリー「そっか。でも、そんなこと言ってるからフラれたんじゃないのか?」 整備俺「やっぱりそうなのかな……」 とはいえ、どうすりゃいいんだ。 シャーリー「私はさ」 彼女の腕が俺の首の後ろへ伸びる。 俺は彼女と向き合うような姿勢だった。つまりは、抱きつかれるような形になって。 シャーリー「お前のそういうところが、好きだ」 耳元でそうささやかれ、そのまま抱きしめられた。 312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 12 46.40 ID j7XscgbQ0 俺がいっぱいいるってどういうことなの? 313 名前: 312 やっぱ分かりにくいかなあ 今地の文に出てきてる俺は基本全部整備俺のことです[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 14 51.97 ID zeQ698sI0 整備俺「あ、あの?えっと、シャーリーさん?」 柔らかくて、温かいものが俺の胸を圧迫した。 頬と頬が密着する。心臓の回転が上がる。 シャーリー「こういうときは、何もしないほうが不誠実だと思うんだけど」 整備俺「う。いや、でもな」 シャーリーさんが抱きついている腕にさらに力を入れた。 整備俺「……そうだな。ごめん」 彼女の腰に手を回すと、そのまま自分のほうへ抱きよせる。 シャーリー「うおおっ?」 勢い余って、そのまま後ろに倒れた。 彼女の体が俺の上へ多い被さるような格好だ。 整備俺「大丈夫か?」 その問いに、コクンと頷いた。地面はひんやりとしていて、背中の熱を奪っていく。 火照った体にはちょうど良かった。 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/18(金) 22 17 24.22 ID HCYAj3kL0 312 俺は俺 お前も俺 物語の中の「俺」}も俺 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 19 20.89 ID N1YFCirY0 俺の俺による俺のためのSS 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 19 54.21 ID j7XscgbQ0 1つの物語に二人俺がいるってこと? 317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 20 13.97 ID d9PoSt3J0 つまりお前ら=俺 318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 21 43.27 ID 59AVBRgn0 俺が、俺達が、俺だ!! 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 22 00.09 ID HCYAj3kL0 316 うん どっちも俺だけど別人 320 名前: 316そうです 俺=上条さん 整備俺=一通さんみたいなダブルヒーローみたいな ひどい例えだ[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 22 32.91 ID zeQ698sI0 シャーリーさんの体を抱きしめながら思う。この人を俺自身の手で守れたら、と。 人々の為に真っ先に危険へ飛び込んで行くこの娘を。俺の腕に余裕でおさまってしまうほどの身体だ。 自分の無力さが悔しくて、情けない。 整備俺「シャーリー」 シャーリー「……さん、は?」 整備俺「こんな状況じゃ野暮でしょ」 シャーリー「うん……。そうだね……」 彼女を抱く腕に力をこめる。それに答えるように、彼女も強く抱きつく。 整備俺「絶対、死なないでくれ。怪我もしないでほしい」 シャーリー「……うん」 整備俺「俺にできることがあれば何でも言ってほしい。新しいエンジンでもなんでも調達してやる」 シャーリー「わかった……」 整備俺「だから、絶対帰ってきてくれ……」 シャーリー「うん、わかった……」 321 名前:整備俺さんはモブが脇役になってさらに助演男優になった感じで出来上がりました[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 28 46.87 ID zeQ698sI0 シャーリーが顔を起こす。お互いの顔の距離は十センチも無い。 シャーリー「じゃあさ、私はここに帰ってきたい」 彼女の言うここ、とは。俺の胸の中と捉えていいのだろうか。 訪ねると、当たり前だろと睨まれた。 シャーリー「何でも言っていいんだろ?駄目か?」 月が出ていない暗い夜だが、それでも顔が赤くなってるのが分かった。 整備俺「じゃあ、約束だ。絶対俺の胸の中に帰ってきてくれ」 どちらからかは分からない。同時だったようにも思う。 互いの唇が触れあった。 326 名前:のぞきみうぃっちーず[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 36 56.67 ID zeQ698sI0 エーリカ「うお、キスした?キスした?」 エイラ「え、さっきからずっとしてなかったカ?」 俺「二人して何見てるんだろうと思ったら、本当になんてもの見てんすか……」 サーニャ「俺君、鼻血……」 宮藤「ふわわわわわ……。凄い……」 エイラ「もうアイツをヘタレって言えなくなっちゃうナー」 エーリカ「あ、ヘタレすぎて彼女にフラれたってやつ?知ってる知ってる」 サーニャ「……」 エイラ「ん?どうしたんだサーニャ。私の顔になんか付いてるノカ?」 サーニャ「……」 エイラ「?」 329 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 42 24.16 ID zeQ698sI0 シャーリー「誠実な整備俺君はこういうとき何を言わなきゃいけないかわかってるよな?」 そう言って悪戯をするような顔をする。なんか順番が間違ってると思うけど、今更だよな。 まだ?と目で訴えてくるのを見ると、まだまだ子供っぽさを感じた。 わかってるよ、と目で答える。伝わったかはわからない。 整備俺「シャーリー、好きだ」 彼女の顔に笑顔が浮かぶ。若干の恥ずかしさも混じったようなそれは、他の誰にも見せたくないと思うほど可愛かった。実際、他の誰にも見させる気はない。 シャーリー「私も、大好きだ」 そして、俺達はまたキスをした。 サーニャ「あそこにいると夜間哨戒に行けないわ……」 331 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 45 04.47 ID zeQ698sI0 以上ですー お読みいただきありがとうございましたー 一つの話に二人『俺』がいるってわかりにくいですかね 341 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/02/18(金) 22 58 53.66 ID zeQ698sI0 おお、大丈夫そうで安心しました。 ここから物語はバトル方面へ入っていきます。 「主人公」}の名に恥じない堂々とした王道バトルを書ききれるように頑張ります。 335 最後の砦……。やだかっこいい……。 シャーリー自体結構特徴的だからその相手も自然と個性的になるんすかね。 336 おまたせしましたー。 主人公っぽい俺 9へ続く